オークション落札商品中古

ヤマハSG1７５　ヤマハSG１７５仏陀サンタナ　高中正義

この商品の詳細を見る

『ヤマハSG1７５　ヤマハSG１７５仏陀サンタナ　高中正義』はセカイモンで8593f492から出品され、517の入札を集めて01月07日 16時 52分に、3315000円で落札されました。即決価格は3315000円でした。決済方法はに対応。石川県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

この商品をお気に入りに登録
同じ商品を出品する

写真向かって左のＳＧ175は売れてしまったのでありません。出品物はＳＧ175仏陀のみです。

サンタナが日本武道館公演の来日の際、銀座を散歩中にたまたま立ち寄ったヤマハ楽器店で目に留まり一目惚れでメインギターにしてしまった

伝説のSG１７５。生産数200本。

ヤマハがサンタナに提供したSG１７５仏陀。生産数５０本＋２７本。No１～No3はサンタナに贈呈されそのうちの1本NO3はサンタナから高中正義氏に贈呈。

80年初頭サンタナ＆高中ライブ横浜スタジアムでついにその姿を見せた１７５仏陀。

４００だ５００だ６００だ８００だ１０００だ１５００だ２０００だ３０００だMTモデルだとまるで偏差値の如く実力に合わせてお買いください。予算に合わせてお買い下さい。お好きな色をお選び下さい。

全国どこの楽器店へ行っても店頭に並んでいたあの光景。売りに売ってヤマハ社員の昇給は12年連続対前年１０％超え。すごい時代でした。

高中正義氏のSGシリーズ化、長渕剛氏のAPXシリーズ化まさにヤマハ販売戦略は時代に乗りました。

特にMTモデルは段階的に販売数が落ち込むと目玉商品としてだされ高額ながら手が届く範囲の価格設定で販売数の落ち込みをカバーする為に高中氏の許可を得て何種類も段階的に販売された

戦略商品なのである。当然、高中氏にメリットを与え販売店にもアドーバンテージリベートを与え売り込むことに成功を収めました。結果ヤマハ社員の昇給は落ちることはなかった。その結果現在でも中古市場では物が絶えることはないのです。今見るとおもちゃのようなデザインに見えるのは時の流れです。高中氏の音楽に陰りが見えた頃にＳＧシリーズの販強化も終わりという流れです。

そしてバブル期～崩壊へ。

平成も終わるこの時勢においても中古市場に流れてさらにまた流れる。ほしければいつでも手に入る古き時代の溢れ物たち。流れ物たち。まさにあの時代の漂流物。

本物のSGを名乗るべきは１７５のみ。利益追求を求めてきた社員もいまや退社。利益追求ではなく本物の名作を世に出して独立したテリー中本氏。企業とは立場の違いで非常に難しいものである。

本来ギターの名作とは木の質、そして木目を強調するものだ。カラーリングされたギターは必ず飽きがくるからだ。木の木目こそルックスの命であろう。トヨタ２０００GTの内装がすごいのは本物のヤマハの木を使っているからこその物。

１７５仏陀は仏陀のインレイを入れる為に、通常のSGよりもかなり厚く設計されているために、重量も通常よりも1から1.5重いのである。まさに王者の風格の重量である。

その重さに驚くことであろう。

本当の名作とは無数あるべきではないというのは当然のことだ。本当の名作とは伝説にならなければならないからだ。

１７５は一体何本残っているのだろう。

仏陀は何本国内に残ってるのだろう。

シリーズ化された物の行き先は放浪だ。大量生産の為の機械の製造ライン化された物の宿命である。

１７５１７５仏陀、職人によるハンドメイドによる限定少量生産。首都圏のみを中心とした特定特約店のみの非公開販売。かくも伝説は生まれた。

市場において見ないのは国内にないからなのだろうか。所有者が手放さないからなのだろうか。それは愛着なのか家宝なのか。が故に伝説なのであろうが。