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HARDY C.C.de.France 8ft 3p 2t 1937年　オリジナル　希少価値　垂涎の逸品

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『HARDY C.C.de.France 8ft 3p 2t 1937年　オリジナル　希少価値　垂涎の逸品』はセカイモンで282b8418から出品され、641の入札を集めて01月05日 16時 52分に、83700円で落札されました。即決価格は83700円でした。決済方法はに対応。宮崎県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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ハーディロッドの中でも人気が高く、入手が極めて困難と言われる3ピースのエクストラ・ティップ付「HARDY C.C.de.France 8ft 3p 2t 1937年」を出品します。

C.C.de.Franceは、軽量で扱いやすいドライフライロッドとして、また誰にでもキャスティングしやすいロッドとして1911年に製品化され、1960年代まで製造されました。

1937年のカタログでは、6ft6inから9ftまでの4種。2p-1tと3p-2tがあります。

フェルールはサクションジョイント、ガイドはスネーク、トップとエンドはメノウ入り。
リールシートはユニバーサル。

年代によって色が違うインターミディエイトラップがあります。

ハーディの初代経営者J.J.ハーディとW.ハーディの兄弟は、『ハーディ製品の良さを理解するには、使いこなす技量が必要』という持論に基づき、J.J.ハーディは当時各地で開催されたトーナメントに出場し、ほとんどの種目で優勝し、ハーディ製品の優秀さと本人の技量の高さを示しました。

特に、そのCasting Club de France主催のトーナメントにおいて７ftのC.C.deFranceを使用し25ヤードのキャスティングを披露したことは有名な話です。

その後もハーディー社は、釣り用ロッドだけでなく競技用ロッドの研究開発も継続し、1935年には競技用ロッドに画期的な製造方法（スプリットケーンとパインウッドのダブルビルド製法）を採用し、世界の各地で行われた競技会で24の記録を更新し、71種目で1位を獲得しています。言わずと知れたGFトーナメント・キャスティング・ロッドでの記録です。

そして1937年には、これら競技用ロッドと同じ製法で作られたThe Tourney Rodを世に送り出されたことが、同年のアングラーズガイドに記載されています。

感の良い方はお気付きかも知れませんが、今般出品のC.C.deFranceもGFシリーズやザ・トーニー・ロッドと同じスプリットケーンとパインウッドのダブルビルド製法で作られた可能性が高いロッドです。

そういう意味でも大変貴重なロッドであると思います。

実際に使用してみるとトーナメント系の竿だけあって強く張りのある竿ですが、竹繊維の特性を最大限に生かし、軽さと反発力、粘りとしなやかさ、優れたライン・コントロール性能を持つ素晴らしいバンブーロッドです。

特に、この古い時代のものは新しい時代のものに比べ細身に作られていて、繊細さも感じられるデザインとなっています。また、バーニッシュが薄塗の為、C.C.deFranceの特徴であるシャープなアクションで遠投に適しています。加えて、ラインを振りぬく爽快感があります。

正しく、『ドライフライを使用して型の良い魚を』というアングラーにはお勧めの一本です。

アクションはティップから曲がり始め、ロッドに加わる大小の負荷を同じ比率で受けとめるバットを有しています。そして、ティップの先からバットまでその力を受ける位置（曲がる位置）をスムーズに移動してくれる完成度の高いロッドです。

しかも、張りのあるトンキンから作られた細身のロッドはさすがハーデイと言わせる現代のアクションにも通じるデリケートさを持ち、昔の潤沢な良質ロッドの素材とロッドを作りなれた職人達の技術が体感できます。

製造年： 1937年

製造番号：Ｅ43817

全長： 244 ( 8f )

適応ライン： 4番～5番